シノーポリのフィルハーモニアとのマーラー全集ですが、CD15枚組の旧盤が届きました、の巻。 |

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2026年 01月 26日
![]() 12枚組の方はそれなりに押し込まれているので、例えば交響曲第4番なんかも、1枚のCDに入り切らず、楽章が泣き別れになっていますが、それはともかくとして、CD12枚組の新盤(eloquence)と15枚組の旧盤との本質的な違いは、AMSIエンコーディングのことを措けば、「嘆きの歌 Das klagende Lied」の有無だけです。「嘆きの歌」というのは、マーラー初期の作品、演奏される機会は少ないと思います。 15枚組だけに収録されている、この「嘆きの歌」は池袋の東京芸術劇場の開館記念公演、シノーポリ・フィルハーモニアでマーラー・チクルス演奏会を行った時の録音です。同公演は1990年11月で、記事冒頭の画像がそのパンフですが、これから「嘆きの歌」は11月17日の公演録音と思われます。独唱陣は、シェリル・スチューダー(ソプラノ)、ワルトラウト・マイヤー(メゾ・ソプラノ)、ライナー・ゴルトベルク(テノール)、トマス・アレン(バリトン)、この時代の一流ぞろい、文句のないところです。 「嘆きの歌」は暗く陰鬱で激しい曲、そう度々聴き入る曲ではないように思いますが、さきほどお邪魔したブログで、悲しい知らせを読みましたので、掛けてみました。 誇り高い女王を得るために、2人の兄弟が森で赤い花を探します。優しく穏やかな男はすぐにそれを見つけ、花を帽子につけて眠ります。彼の邪悪な兄弟はこれを見つけて、男を殺し、赤い花を自分のものにするのです。 月日が経って、吟遊詩人が通りがかり、男の白い骨を拾います。詩人がこれを笛にして吹くと、男は自分が殺された物語を語ります。 詩人は結婚式の準備で賑わう城へと向かいます。王となった邪悪な兄弟が笛を吹くと、笛はその罪を糾弾します。女王は地面に倒れ、城壁は崩れ落ち、城の明かりは消えます。 まぁこんな話なんです。グリム童話のようなフェアリー・テイルが、若きマーラーの強烈な思念を通じて語られます。 音質はよく、観客の雑音などもありません、とても澄み切ったクリアな音です、豊かな音というのではない、あくまでシャープな音です。 ところでこの東京芸術劇場の一連の公演は、他の日の曲目も録音されているのでしょうね、それらは日の目を見ることはないのでしょうか。 なお、この全集中で「大地の歌」だけはフィルハーモニアではなく、シュターツカペレ・ドレスデンでして、収録もドレスデンのルカ教会です。フィルハーモニアの方は、ロンドンのAll Saint's Church(1番、3番、5番、7番、8番、9番と「初期歌曲」「亡き子をしのぶ歌」)とWatford Town Hall(2番、4番、6番、10番と「さすらう若人」)です。 みっち注:All Saint's Churchという名前の教会は複数ありますが、ここではTooting, Wandsworth, Greater Londonにある歴史のある古い教会です。
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by mitch_hagane
| 2026-01-26 08:03
| 3.音楽
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2026年 01月 24日
![]() カメラだけでなく、「写真」も当時は有力な写真家が百花繚乱、カメラ雑誌を埋めていました。そう、戦前の名取 洋之助なとり ようのすけ(1910-1962)、あるいは戦後の木村 伊兵衛きむら いへい(1901-1974)、土門 拳どもん けん(1909-1990)、もちろん有名でしたが、少年としてはそんな大家の先生よりも、もっと若い作家たちの作品が目を奪いました。 東松 照明とうまつ しょうめい(1930-2012)の「新宿」、これは石元 泰博いしもと やすひろ(1921-2012)、長野 重一ながの しげいち(1925-2019)との共作です。そして、高梨 豊たかなし ゆたか(1935-)の「東京人」とかね。あと、新鮮だったのは、何と云っても立木 義浩たつき よしひろ(1937-)の「舌出し天使」でした。これらは皆、カメラ毎日に掲載されたのです。 このころ雑誌のグラビアを埋めていた写真家は、奈良原 一高ならはら いっこう(1931-2020)、細江 英公ほそえ えいこう(1933-2024)、深瀬 昌久ふかせ まさひさ(1934-2012)、横須賀 功光よこすか のりあき(1937-2003)など、本当に錚々たるメンバーだったと思います。 記事冒頭の画像は、ネットで拾った1964年のカメラ毎日です。こうしてみると、表紙は女性写真ばかりだったんだな。それが愛読の一因かも。(笑) 写真家の名前をたくさん挙げましたが、そうなると、あと中平 卓馬なかひら たくま(1938-2015)、森山 大道もりやま だいどう(1938-)、荒木 経惟あらき のぶよし(1940-)、沢渡 朔さわたり はじめ(1940-)、篠山 紀信しのやま きしん(1940-2024)あたりも入れておかないとバランスが悪い、でもみっち的には、少し興味を持っていた時期のズレ、発表媒体の違いなどから、印象が薄いのです。 今回こうしたメモを書くので、各位の生年を調べたのですが、みっちより一回り上の方がほとんどだな、当然のことながら鬼籍に入られた方も多くなりました、むべなるかなであります。 #
by mitch_hagane
| 2026-01-24 10:44
| 1.写真(カメラ)
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2026年 01月 23日
![]() (P)&(C)2010年のUniversal Music 480 3742なんですけど、これってAMSI盤なんですね。このAMSIはAMbient Surround Imagingの略で、早い話が4チャンネルです。むろんCDは普通のCDですから、擬似4チャンネルというべきですか。そうか、箱の表に書いてある「新マスタリング Neues Remastering」というのは、そういう意味だったんだ。なお、リマスタリングはEmil-Berliner Studioであると思われます。 みっち注:エミール・ベルリナーEmil-Berlinerは云うまでもなく、ドイツ・グラマフォンの源流を作った男、このEmil-Berliner Studioはドイツ・グラマフォン本家の録音スタジオのことです。 今どき家庭用のホームシアター・メディアプレーヤーなんかでは、普通にDolby Surround Pro Logic IIのデコーダーが搭載されているはずで、それを使えば4チャンネル(正確にはサラウンド)再生になると思われます。いやあ知りませんでした。このeloquence版のクラシック全集ものは、このAMSIになっているのが多いようなんです。 なお、AMSIの情報パンフInfos Innenってのは入ってなかったので、ネットで調べますと、こんな文言だったようです。 "AMBIENT SURROUND IMAGING - This means: an optimised sensurround sound experience for audio surround systems. But with stereo systems you can also experience greater presence, more brilliance and a stereophonically refined panorama of sound. For a musical experience that's like being there "live". DEVELOPED AT THE EMIL-BERLINER-HAUS, HANOVER" 『 アンビエント・サラウンド・イメージング これが意味するもの:オーディオ用サラウンド・システム向けに最適化された、センサラウンド音響体験です。しかしながら、ステレオ・システムで再生した場合でも、より多くの臨場感、いっそうの輝き、そしてステレオフォニックに洗練された音場の広がりを体験することができます。それは、まるで「その場で生演奏を聴いている」かのような音楽体験です。ハノーファーのエミール・ベルリナー・ハウスにて開発。 』 みっち注:センサラウンドというのは、映画用サラウンドシステムの商品名です。リンクはここ。 改めて、AMSIのことを調べてみます。まずはドイツ語版ウィキペディアから。 この記事は短いですが、色々示唆に富んでいます。 まずこれは、「ヴァーチャル・サラウンド・システム virtuelles Raumklang-Verfahren bezeichnet」であること、既成の2トラックステレオに、人工的なサラウンド成分を加えたものであり、そのサラウンド成分は既成の2トラックの信号を演算して得られたモノラルサウンドであることなどです。また、このAMSIの仕様は公開されていないが、ドルビー・サラウンドをデコードできる家庭用AVシステムならサラウンド再生が可能である、となっています。 ふん、ふん、なるほどね。いやぁ、知りませんでした。それでとりあえず、AMSIではない、オリジナルの15CD組のシノーポリ・マーラー全集を手配しておきました。(爆) ここから余談となります。(笑) ドイツのエンジニアリングに関する大いなる疑問(笑)について、の巻。 みっちは昔からドイツの製品好きなんです、車もそうだし、カメラなんかもね、日本のカメラマニアはみなライカ好きだと思うし。みっちの今の車はVWのポロGTIなんですが、軽量のボディにゴルフGTIと同じ2リッターのターボチャージド・エンジン(チューンは下げられています)を積んで、豪快によく走ります。ミッションはオートマですが、トルクコンバーターを使ったものではなく、機械式のクラッチによるDSGです、奇数段と偶数段のギアボックスが別れているやつですね。機械式なのでダイレクトな感触があり、スポーツモードに入れて走行中、回転を合わせてシフトダウンされるときの、スムースさと速度はまさに人間の技ではないです。 とまぁ、すっかり気に入っている車ですが、この車のコントロールソフト全体(ユーザー登録から各種設定など)は、途方もなく「アカン」です。(笑)「サイテー」と云っていいでしょう。これについてはすっかり諦めていて、カーナビも純正は触ったこともなく、もっぱらAppleのCar Play、早い話がiPhoneに頼っています。(爆) 「どうもドイツ人はコンピュータのソフトウエアについては全くアカンのではないか(笑)」と思っているのです。いやぁ、日本人もその点アカンので、とても世界で太刀打ちできるレベルではないのですが、ドイツはもっとひどいんじゃないかと。 音楽CDに話を戻せば、グラマフォンのOIBP、4Dでしたっけ、ありましたね、それにこのAMSIといい、しょうもないものの塊のような気がします。(笑)まだEMIのART辺りのほうがマシなんじゃないでしょうか。 てなところで、せっかくシノーポリのマーラーを聴こうとしているのに、なかなか準備が進みません。(笑)
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by mitch_hagane
| 2026-01-23 09:05
| 3.音楽
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