はい、大坂なおみ(ちゃん)は残念だったのですが、今回の東レで目に付いたプレイヤーをご紹介、の巻。 |
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2018年 09月 25日
彼女はダリア・ガブリロワ(1994-)愛称はダーシャ、名前からおわかりのようにロシア人なんですけど、オーストラリア国籍で戦っています。オーストラリアへ帰化したのは、テニスプレイヤーであるボーイフレンド(オーストラリアのLuke Saville)の影響らしいので、政治的な背景はなさそうです。 身長166cmということで、のっぽばかりのトッププロの中にあっては、かなり小さい方なんですけど、良いテニスをします。今回の東レでは、2回戦でカロリナ・プリスコバと当たって、6-4、4-6、4-6で敗れましたけど、勝負は互角に見えました。 写真は、プリスコバ戦における、彼女のフォアハンドです。 今どきのテニスは30年前(みっちがテニスを始めた頃ー笑)とは、フォームが根本的に違います。その特徴は、こんな感じです。 1枚目(記事冒頭の画像):厚いグリップ、ウエスタン・グリップですね。基本的にオープンスタンスとなります。ラケットは充分に余裕をもって、早めに引かれています 2枚目:手首をリラックスさせ、ラケットヘッドを落としてスイング開始です。上体はしっかり横向きになっています 3枚目:ラケットがボールよりずいぶん低い位置から打ち出されます。もちろんボールにトップスピンを与えるためです 4枚目:昔のように上体を平行移動して「押し出す」ように打つのではなく、上体の回転を利用して、叩くように打ちます。上体は直立したままです。ラケットは上体に巻き付くように振られます。そして、ボールを打った後なんですが、しっかり顔が残っています。 5枚目:強烈なスイングの慣性で、ラケットはさらに頭の上まで振り抜かれていきます。ここでもまだ顔が残っているのが凄いです。 6枚目:最後はラケットが頭の後ろまで行きました。上体の回転が終了し、体は正面を向いています。 ダーシャは、とても基本に忠実なスイングです。美しいフォームだと思います。 撮影に使ったカメラはα7RIIIで、AF/AE追随の連写、毎秒10コマです。76コマ連写できるバッファを持っているので、性能的には充分以上ですね。これは機械式シャッターを使っているので、被写体のひずみはありません。
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by mitch_hagane
| 2018-09-25 17:59
| 1.写真(カメラ)
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2018年 09月 20日
まぁ、標題のとおりでして、まず記事冒頭の画像は、フランスのキャロリン・ガルシア選手です。いやぁ、彼女は素晴らしい体格ですね。美しい筋肉です。ロシアのアナスタシア・パブリュチェンコワに競り勝ちました。 続いてはアメリカのアリソン・リスクです。ちょっと剽軽な感じの人。この人のフォームは独特です。日本のテニス・スクールに入ろうもんなら、しっかり矯正されてしまうでしょう。(笑)しかし、テニスは道具を使うスポーツなので、なかなかに一筋縄ではいかないところがあります。リスクは、強打で鳴るガルビネ・ムグルサ(スペイン)に一歩も引かず、それ以上のスピード・ボールで圧倒しました。 そして、チェコのカロリナ・プリスコバ、モデルのような体型で、さらりとこんなストロークを打ちます。ストロークは凄く速いし、長身を活かしたサービスの威力も充分なんです。 こんな個性あるプレーヤーたちで戦われる勝負は、本当に愉しめます。 #
by mitch_hagane
| 2018-09-20 22:36
| 1.写真(カメラ)
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2018年 09月 19日
今年の東レ・パシフィックは、有明スタジアムがオリンピックに備えて施設を改修中のため、立川のアリーナ立飛で行われました。 テニスのグランドスラム大会チャンピオンというのは、日本テニス界の長年の夢、ついに大坂なおみが全米オープンを制して、夢が叶ったという訳ですね。 みっちは2年前の東レで大坂選手を見ています。この時は準優勝に終わり、強烈なサービスとストロークはすでにトップ10クラスの水準と感じられましたが、やはり安定感には少し欠けるきらいがありました。 それがご存じのとおり今年はインディアンウェルズでWTAツアー初優勝、そしてこの間の全米オープン優勝です。 全米の試合はもちろん映像で見たのですが、最近の高精細映像であっても、実際にこの目で見て体験するのとは大きな違いがあります。レンズで圧縮された画像は、細部を見るのには適していますが、ボールのスピード感、現場の雰囲気は、しょせん分かりません。 これって、ちょうどクラシックの演奏をコンサートで聴くのと、CDで聴くのとの違いに似ています。CDでもちろん音楽はしっかり聴けるし、じっさいにコンサートで聴くよりも、細部はよく分かると思います。ですが、やはり現場で聴くのは違います。 みっちは昨年イザベル・ファウストさんのシューマン ピアノ・トリオ、アリーナ・イブラギモヴァのシューベルト ヴァイオリン・ソナタ、いずれもCDで聴き込んでいた演奏者、曲目を実際に演奏会で聴いたのですけれど、その印象はCDとは異なるものでした。 これと同じことがテニスの試合の観戦にも云えます。 この日アリーナで大坂なおみの試合を生で観た人は、皆分かったと思います。彼女こそ、何年も何十年も待望した希望の星です、真のチャンピオンの姿がそこにありました。 堂々たる試合ぶり、迅速なコート・カヴァリング、そしてサターンのような落ち着き、まさにチャンピオンです。そして、要所要所には、時速195kmの弾丸サービスが炸裂するのです。この試合、スロバキアのドミニカ・チブルコバとの試合でしたが、大坂のプレイに一瞬も不安を感じることはありませんでした。
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by mitch_hagane
| 2018-09-19 23:59
| 1.写真(カメラ)
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