

前前回の記事で、1960年代にみっちが見た写真家を列挙したのですが、それで思い出したのが寺山 修司てらやま しゅうじ(1935-1983)です、彼を写真家とは呼ばないでしょうけどね。
ところで今どきの人は寺山修司って、ご存知なんでしょうか?みっちが若かりしころ、既成の価値観にガチガチに縛られておりました。曰く、しっかり勉強して良い学校へ行き、有名大学へ受かって一流企業に就職する、ってやつですね。(笑)そんなころ、彼の存在はそうした価値観の対極に位置し、怪しい輝きを放つ危険な星でありました。
寺山修司という人、劇作家、歌人、アングラ演劇「天井桟敷」の主宰、やっぱり「文」の人だったと思います。1966年9月から「アサヒグラフ」に連載された「街に戦場あり」は、森山大道と中平卓馬が写真を撮り、寺山修司が文章を担当したシリーズでありました。そして、その後1967年4月から、同じく「アサヒグラフ」誌上で連載されたのが「世界の街角で」、これはロケーションとしてはニューヨーク(1回)、パリ(2回)、そしてアフリカはガーナの首都、アクラ(2回)の合計5回です。
ここでは、寺山修司自身が写真を撮り、文を書いています。もちろん文章は筆が立つから面白い、それで写真は素人だからつまらないかというと、そうでもないんですね。「世界の街角で1-5」アサヒグラフ1967年4月28日-5月26日号は、そう簡単には手に入りませんが、「ロミイの代辯: 寺山修司単行本未収録作品集」寺山修司 (著)、堀江秀史 (編集)、幻戯書房(2018年)という便利な本に収録されています。記事冒頭の画像も、その本から借りてきました。これは第1回のニューヨーク編です。
パリの写真では、人気女優のミレーヌ・ドモンジョ(1935-2022)なんかがしれっと写っています。こういうところは、やっぱり普通じゃないんだな。一緒に写っているフィアンセのマーク(のちの夫)は、あの作家ジョルジュ・シムノンの息子なんだそうで、シムノンのメグレ警部ものは、探偵小説というものに疎い方でも、あるいはご存知でしょう。
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