テニス新ラケットの使用開始、の巻。

追記があります

おーっ、またかよ、という声が。（笑）そうです、またなのです。（爆）

昨年プリンスのビースト98を買った件はここに書いております。

1年ビースト98を使った印象ですが、ストロークは非常に打ちやすく、パワーもあって、問題ない。不満があるとすると、ボレーで、少しシビアな感じ、スピードを落としたタッチのボレー（ドロップボレー）がやや、やりにくい感じです。したがって、ストロークのパワーは同等で、ボレーがもう少し易しいのはないかな、という、いつものないものねだりであります。

それで今度は何を買ったんだい、これです。

プリンスのツアー100、ノーマルグロメット版の305grのやつです。

https://princetennis.jp/product/7tj251

十分試打をした上で、発注したのですが、昨日届いていました。自分のものとして、初めて使ってみての感想です。ストリングはコーチが選んでくれた、プリンス Phantom Touch 18（1.19mm）です。テンションは縦47ポンド、横45ポンド。

以下追記です

Phantom Touchって初めて使ったのですが、打ってみるととても柔らかい、そしてよく飛びます。ポリガットとしては、そうとう柔らかい方でしょう。例のRacquetTuneでテンションを実測するのに、ストリングのデータが必要なんですが、アプリ付属のデータベース中にはない。調べてみると、どうもこのストリングは日本限定のようなんです。してみると、海外のソフトのデータベースになくても仕方ないか、しかし、それでは困るのでさらに調べると、どうもこのストリングは、ゴーセンのG-Tour3というストリングと同等品（OEM？）である、という噂を見つけました。

なるほどねぇ、今はG-Tour3のデータを使って測定をしています。

追記終わり

すでに何回か試打していますので、感想は変わりません。ビースト98に比べると、飛びはほぼ同等で、ボレーがやりやすい、これに尽きます。ツアー100はいちおうボックス構造のはずなのですが、ラウンド構造のビーストと同等の飛びです。それでいて、ボレーとなるとボックスの良さが出て、寛容な特性になります。技術は年々進むんですね。

ラケットの性能・特性を端的に示す数値にフレーム厚があります。フレームの厚みが大きいと、それだけラケットは剛であり、よくボールを弾く、よくボールが飛ぶラケットになります。（一般論です）

みっちの3代前のラケット、ヨネックス VCORE PRO 100のフレーム厚は23mmで一定でした。

それが先代のラケット、ビースト98では、フレーム厚は25-24-22mmであり、フレームの先端は相当厚い、よってよく飛ぶ、とこういう理屈になっておりました。

今回のツアー100では、フレーム厚は22-23-20mmです。なんとVCORE PRO 100よりも厚みは薄いのです。それでいて、飛びはビースト98とほとんど変わりません。

なんでも、今回はザイロンという新材質を使ったとかで、それが効いているんでしょうか。まぁ生来新しいもの好きのみっちは、とても気に入っています。（笑）

表にすると、こんな具合です。

プリンスの場合、同じ仕様で、O3グロメット版も用意されています。グロメットが例の大きな穴開きのやつです。みっちの感想はこんな感じです。

O3版は、スピンがよく掛かる、スウィートスポットは広い、そりゃあ良いじゃないか、ということなんですが、どっこい、欠点として、打った感触が鈍くシャープな感覚に乏しいというのがあります。飛びはノーマル版と大差ないです。どうも打感が馴染めず、今回もO3版は見送ることにしました。

記事冒頭の画像は、みっちの最近の3代にわたるラケット群、上から今回のプリンス ツアー100、プリンス ビースト98、そしてヨネックス VCORE PRO 100です。