独墺オペラを嗜むオーディオマニアは日本に何人いるのでしょうか、の巻。(笑) |

> 「アナログレコード」で聴く‥‥3%ほどです。‥‥大雑把に云って、オーディオマニアの数
これはいささか根拠が、という気もしますが、「3%」には直感的に納得します。もっとも昨今のアナログレコード・リスナー、コレクターには、ファッション性で買っているポップス、R&B系のファンが多そうな気もします。
> イタリアオペラが主流でしょうから、独墺オペラ主体はその1/4
なるほど。モーツァルトなんかはどうなんでしょう。伊語オペラはイタリアオペラでしょうか。『魔笛』はファンが多そうです。『魔弾の射手』や『カルメン』もイタリアオペラではありません。
と申しても、御記事、だいたいは納得感高し、です。
新日本フィルが、リクルート・ページのキャッチコピーに「衰退業界へようこそ」を打ち出して、“炎上” 気味だそうです:
https://note.com/trumpet_ogiwara/n/n2cf20f829e01
以下のリストを見てみますと、プッチーニが一点もなかったり、
ヴェルディの最後の三つのオペラがないことから、
五味さんはイタリアオペラにあまりど共感がなかったのは確かかもしれませんね。
五味康祐 レコードコレクションリスト (ジャンル別) オペラ
https://www.neribun.or.jp/hall/file/furusato/gomi_006.pdf
ただ、「とにかく、私はR・シュトラウスが嫌いで、その音楽を好んで聴く人の気が知れない。」 (バッハ《マタイ受難曲》 季刊「ステレオサウンド」第31号 1974年)
とも書かれていますし、ドビュッシーの《ペレアスとメリザンド》がお好きだったようなので、
ワグネリアンであったとは思いますが、独墺オペラ一途、とは言い切れないところもあるように思います。
>マニアの数これはいささか根拠が、…
はい、根拠薄弱です。(笑)あと感覚的な話ですが、ジャズ・フュージョンの動員数はごく少ないのですが、オーディオマニア中に占める割合は、クラシックよりずっと多いのではないかと思っています。横浜にもジャズ喫茶は何軒かありますが、クラシックはゼロですものね。
>モーツァルトなんかはどうなんでしょう。伊語オペラはイタリアオペラでしょうか。
はい、みっちは、モーツァルトは独墺オペラの仲間と思っていますが、ダ・ポンテ三部作などはオペラ・ブッファだし、イタリア語歌唱なので、イタリアオペラである、と云うことも可能でしょう。たしかに、現代の劇場で上演されるときも、歌手の顔ぶれが、ドイツ語歌唱のオペラとはかなり異なることが多いです。
>新日本フィルが、リクルート・ページのキャッチコピーに「衰退業界へようこそ」
>を打ち出して、“炎上” 気味だそうです:
データではどうなっているかと、10年前の2014年を調べてみました。
ロック・ポップスの国内アーティスト動員数:2,630万人
クラシックの国内アーティスト動員数:42万人
2024年はそれぞれ4,160万人(160%増)、87万人(200%増)です。
これから見ますと、クラシックの市場規模は特に衰退はしていないように思えます。他にもいろいろ要素はあるのでしょうが。
リヒャルト・シュトラウスのオペラは戦前に書かれていますけれど、当時日本でその価値を認めていた人は殆どいなかったんじゃないでしょうか。吉田秀和氏でさえ、1950年代にヨーロッパへ行って、その人気の高さに驚愕してますものね。「薔薇の騎士」や「ナクソス島」が日本でも知名度を獲得するのは、1980年代以降ではないでしょうか。五味氏の場合も、そうしたことが影響していると思います。
かって70年代80年代のオーディオ全盛期において、オーディオマニアの数は、ジャズ派がクラシック派を圧倒していたというのが、みっちの印象となっています。それ以外には、大した材料を持っておりません。
それと、ジャズ喫茶というものに、みっちはまだ入ったことがないのです。(笑)半世紀くらい前に、六本木にあった「ミスティ」でライブを聴いたことは何回かありましたけど、ジャズ体験はそれくらいです。(笑)
でも聴くのは、1950年代のものが中心。70年以降のものはまず聴きません。このジャンルは、所謂「モダン・ジャズ」と呼ばれる時代が過ぎ去り、音楽はすっかり変質。
ところがオーディオファンの多くは、「モダン・ジャズ」時代の録音ばかり聴いている。ジャズ喫茶もそれを流す。オールドファンにとってジャズの現場はもはや「ない」のです。その意味でクラシックに近いともいえるし、より悲劇的ともいえるかもしれません。
1970年代のオーディオ黄金期には、モダンジャズ派のオーディオファンの数が、クラシックのそれを圧倒していた、という印象があります。あの頃のマニアの方はいまどうしているんでしょうか。
クラシックのメディア売上では、相変わらずカラヤンがベストのようですが(笑)、新たな若い演奏家が輩出していますし、ライブ公演の動員数も伸びているようで、まずまず順調ですね。
パスピエの中学時代からの悪友にそっくりなのです
一瞬アレッと思いました
白衣着せたら、そのまんま。。。です
なお彼はワーグナー協会の会員になっているワグネリアン
医者なので財力があり以前はオーディオにも凝っていましたが
今はAVアンプと大画面で映画を楽しんでいるようです
しようもないコメント失礼しました(__)
ははは、そうでしたか。
みっちの中学時代からの友人は医者の息子で、しょっちゅう彼の家のオーディオ装置のある応接間に行って、オーディオ・音楽・クルマ談義をしていました。今となっては、懐かしい思い出です。

