さて今日は浜離宮朝日ホールで、田部京子さんのリサイタルを聴きました、の巻。 |

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2025年 06月 29日
![]() 浜離宮朝日ホールは、なかなか上質な内装、残響時間は短めで、室内楽にはいいですね。しかし、さほど特筆するほど音の良いホールとは思えず、手放しで褒められる音響ではありません、みっち的にはもっと小ぶりな銀座の王子ホールの方を採ります。それと暗騒音(空調雑音など)が少し大きめと感じました。この日は灼熱の夏日でありましたから、冷房フル稼働だったのでしょうか。 客席は552席、みっちは前から5列目でした。舞台にはスタインウェイD-274が鎮座しています。浜離宮朝日ホールにはすでにD-274は2台(黒1台、木目1台)ありますが、今回使われたのは今年の4月に新たに導入されたばかりの黒外装のもの、流石にピカピカと輝いています。田部京子さんが選定に携わったとのこと。その響きですが、その透明で鋭い響き、やっぱりみっちはスタインウェイが好きです。アンジェラさん、済みません。(爆) 今日の演目は、チラシ(記事冒頭の画像)のとおり、モーツァルトのピアノ・ソナタ第8番イ短調K310、シューベルトのアルペジオーネ・ソナタ イ短調D821(協演はVc辻本玲)、そして休憩の後、シューベルトのピアノ・ソナタ第16番イ短調D845でした。いやぁ、よい選曲です。そしてすべてイ短調の曲なんですね。 田部京子さんの実演は久しぶりに聴きます。力強いタッチ、相変わらず健在です。ですから、最初のモーツァルトは、少し違和感があります、というか、この曲のよく聴く演奏とは違うなぁ、という印象。でも、アルペジオーネを挟んで、ピアノ・ソナタ第16番では、冒頭第1楽章の哀愁を帯びたデモーニッシュでダイナミックな曲想によく合っています。もっとも、この16番は、みっちの感じではどうも4楽章全体のバランスがあんまりよくなく、そこが残念なところ、しかしそれは田部さんのせいではありません。 全体として満足の行くリサイタルでありました。愉しかったな、こんな感じなら何回でも行きたいです。 アンコール曲は以下のとおりです。 スコリク:メロディー ブラームス:間奏曲op.118-2 シューベルト:アヴェ・マリア そしてこのアンコール曲はすべて、田部さんのデビュー30周年CD「メロディー:ピアノ小品集」に収録されており、会場にて好評販売中!ということになっておりました。(笑) なお、最後のアンコール曲、アヴェ・マリアは辻本さんとの協演でした。(辻本さんは2020年からN響の首席チェロ奏者)
by mitch_hagane
| 2025-06-29 23:23
| 3.音楽
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