Apple TVの「サイロ Silo」を見ています、の巻。 |

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2024年 11月 21日
![]() その彼女が主演する、Apple TVの「サイロ Silo」を見ています。今シーズン2が始まったところです。これはヒュー・ハウイーが書いたサイロ三部作(角川文庫で邦訳が出ていますが見ていません-笑)をベースにしたもの。多少原作とは異なった展開かと思います。レベッカは主役のジュリエット・ニコルズ役を演じています。 話はいわゆるポスト・アポカリプスもの、最終戦争が起こり、人類は少数の生き残りを除いて滅び、文明が崩壊した中で、主人公たちがサバイバルにもがく、といった趣向のジャンルです。以前にも、「移動都市/モータル・エンジン」とか、「ワンダラ」とか、過去記事で紹介しました。まぁ、人気のジャンルということなのでしょう。筋書きの説明は、ここあたりを参照ください。 いきなりシーズン2、エピソード1の話に入ります。ジュリエット役レベッカさんは、防護服姿です。この防護服は酸素が供給される気密スーツのようなのですが、シーズン1の設定では、2つほどの謎が隠されています。(ここからいわゆるネタバレとなります) まず防護服のヘルメットのバイザーには、画像を表示する仕掛けが付いており、着用者に現実の光景ではなく、コンピュータの作り出した、仮想現実の映像が見えるようになっています。 また、防護服の手袋とスーツの継ぎ目は、特殊なテープでカバーするようになっているのですが、このテープに実は仕掛けがあり、気密性がないものが使われています。このため、外の世界の有害な大気は継ぎ目から侵入し、着用者は数分で息絶える仕掛けになっています。 この2つの謎の理由なんですが、どうも罰として外に出た防護服着用者に、TVカメラのレンズを清掃させる動機づけになっているらしいのです。現実の荒れ果てた外界ではなく、緑溢れる美しい世界を仮想現実の映像で示すことで、レンズの清掃をやる気になります。そして、それが済めば用はないので、早々に命尽きるように細工がなされている、というわけ。 こう書いていても、なんだか無理筋の理屈のような気がいたしますが(笑)、とにかくそういう設定ですので、我慢してください。それでジュリエット役のレベッカは、あらかじめ仮想現実の知識があるので、バイザーに映る映像には騙されず、レンズの清掃もしません。また、テープは本来の性能のものに、仲間の助けによってすり替えられており、彼女は息絶えることなく、外世界の(サイロのTVカメラでは届かない)現実を見ることになります。なんと、彼女のサイロと瓜二つのサイロ群が、ずらりと点在しているのでした。(ここまでシーズン1です) さてシーズン2では、ジュリエット役のレベッカは隣のサイロに向かいます。そこはかっての住民らしい遺体が、死屍累々と横たわっています。死体の山をかき分けて、荒れ果てたサイロに何とか入り込みます。ここで彼女の防護服の酸素が切れ、防護服を壊してじかにサイロ内の空気を吸います。サイロ内部は荒れ果てていますが、なぜか空気は呼吸可能のようです。(これはどうしてなのか、大いに疑問ですが)そして、このサイロで生き延びている最後の一人の顔を見るところで、エピソード1は終わります。 感想です、何しろレベッカさんのファンなので(笑)、喜んで見ておりますが、正直ドラマとしての出来は標準よりやや上くらいですかねぇ。何だか、物事の筋道がすっきりしないところが、今ひとつ没入できない所以でしょうか。まぁ、もう少しエピソードを重ねてから、再度評価をすることにいたしましょう。
by mitch_hagane
| 2024-11-21 00:04
| 2.映画
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