さぁステファン・ヘアハイムの指環第2日「ジークフリート」です、うん、ちょっと持ち直した感じです(笑)、の巻。 |
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2023年 02月 06日
アルベリッヒ役は「ラインの黄金」と配役が変わってますが、そのメークは、おーっ、これは「バットマン」のジョーカー役ですなぁ。よく似合ってます。(笑)何と云っても、驚いちゃったのは、エルダがヴォータンに絞め殺されちゃうこと、リブレットにある、「永遠の眠りにつけ!zu ewigem Schlaf!」ってのは、そーいう意味だったのか、と納得いたします。(爆) さすらい人(ヴォータン)は、なんと槍の穂先に白旗を付けて、ジークフリートを迎えます、これも面白い演出。 そして今回は布を使った場面転換、なかなか効果的なところがありました。白い布がスルスルと引き出され、それがバァンと舞台全面に広がり、そこへ赤い炎が投影されます。ブリュンヒルデを囲む火の山になるんですが、あーっ、いいなぁ、と思いました。 「ジークフリート」の見せ場は何と云っても、第3幕のブリュンヒルデとジークフリートの2人の歌唱、演出などどこへやら、歌唱に集中いたします。ニーナ・シュテンメ、よい出来です、舞台姿は…うんそれはもう何も云いますまい。クレイ・ヒーリーのジークフリート役、この人の歌唱は初めて聴きましたが清新です、素晴らしい。もうこの2人の歌唱が素晴らしければ、あとはもうどーだってよいのです。 ラストシーン、炸裂する二人の歌唱、 「 Zerreisst, ihr Nornen, das Runenseil! Götterdämmerung, dunkle herauf! Nacht der Vernichtung, neble herein! 断ち切れ、汝ノルンたちよ、運命の綱を! 神々の黄昏よ、暗く高く! 滅亡の夜よ、霧たちこめよ! 」 演出も舞台も照明も衣装も、人の見かけも、およそ虚ろな形象は飛んでいけ、これぞリヒャルト・ワーグナーの音楽とリブレット、この感動あってこそ、長年ワーグナーを聴いているのです、もはや神々の栄光に何の魅力もない、二人はモータル(死すべき定めのもの)として、笑って笑って笑いながらの死! lachender Tod!と歌うのです。 前回「ワルキューレ」はうーんの出来でしたが、今回はお薦めできます、いやよかった、これで最終日「神々の黄昏」はどうなるのか、興味津々、不安も少し(笑)というところであります。 配役: ミーメ…ヤー=チャン・フアンYa-Chung Huang(テノール) ジークフリート…クレイ・ヒーリーClay Hilley(テノール) さすらい人…イアン・パターソンIain Paterson(バス・バリトン) 森の小鳥…セバスティアン・シェーラーSebastian Scherer(ボーイ・ソプラノ) アルベリヒ…ジョーダン・シャナハンJordan Shanahana(バリトン)「ラインの黄金」とは配役が異なります ファーフナー…トビアス・ケーラーTobias Kehrer(バス) エルダ…ユディット・クタシYudit Kutasi(メゾ・ソプラノ) ブリュンヒルデ…ニーナ・シュテンメNina Stemme(ソプラノ)
by mitch_hagane
| 2023-02-06 10:05
| 3.音楽
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