田中長徳さんの写真集をさらに読んでみました、の巻。 |
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2020年 07月 12日
以下の4冊です、もちろん、いずれも田中長徳 著です。 ①「Wien ・New York ・Niigata ウィーン・ニューヨーク・新潟」新潟放送 刊(1991年) ②「ウィーンとライカの日々」日本カメラ社 刊(1996年) ③「WIEN, PRAHA, 1996 with R1 & GR1」アルファベータ 刊(1996年) ④「CHOTOKU×R‐D1―ROMA/WIEN/PRAHA」三一書房 刊(2005年) 題名を見ていただくと分かるように、「ウィーン」と「プラハ」が何と云っても「キーワード」です。写真的には、①と②が面白く、③と④は一段落ちます、特に④はカメラのせい(エプソンのR-D1という初期のデジカメを使っているのですが、画質悪いです)もあって、冴えません。ただ、④の表紙にもなっている写真は、過去記事にある氏のプラハの屋根裏部屋なんです。これは魅力的な部屋ですねぇ。う〜ん、いいです。(笑) ということで、①と②を採り上げましょう。①はウィーンは35mm判(ライカ)、ニューヨークはエイトバイテン(8x10というサイズの大型カメラ)、新潟はブローニー判です。それで写真としては、ウィーンが断然良いです。最初見開きには、女性の像、これはウィーンはナグラーガッセの入り口にあるビルの壁装飾なんですが、氏のウィーン写真集には必ずと云っていいほど登場します。 この像は下から見上げた表情と、離れてみたときのそれとは、大きく異なります。長徳氏が撮っているように、下から見上げた方がずっと良いです。たとえば、同書P28の写真と比べると、違いが分かります。 ②は、たんなる写真集ではなくて、ライカ・カメラの記事も挟まっていますが、まぁ一部の好き者以外には用事のない話ばかりです。写真だけを見た方がよいでしょう。 はい、それで、みっちの結論:田中長徳さんの写真集は、「ウィーン・プラハをライカ判で撮った、それも古い1973-80年ごろのモノクロ写真がよい」というものです。カラーでも撮っているようですが、白黒写真が多いので、そういう印象になりますね。で、一冊だけ採ってみよ、というなら、①でしょう。ただし、絶版だし、見つけても高価なので、みっちのように図書館から借りるのが正解だと思います。
by mitch_hagane
| 2020-07-12 11:58
| 1.写真(カメラ)
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