お昼のランチタイムに、ベートーヴェンのSQ16番なんかを聴くと、何故か、とても眼が冴えるというか、元気が出てくるのです、の巻。(笑) |
ランチにはハイドンかモーツァルト
ベートーヴェン、それも後期四重奏曲は重いですね
おまけに両端楽章だけでは消化不良になりそうですし、アンコールに第2楽章となると尚更ではありませんでしたか??(笑
はい、アンコールが第2楽章というのには、参りました。(笑)
今年はベートーヴェン生誕250年(=2020-1770)ということで、コンサートの演目に上ることも多いし、CDボックスもいろいろ発売されています。ベートーヴェンって、意外にもイギリスその他の民謡を収集して編曲してるんですね。あと滑稽なカノンなんかも、CDになっています。
「そうあらねばならぬ!Es muss sein!」という文句は、第16番SQの自筆譜に書かれていて有名なんですけど、これもカノンになっています。(WoO 196)聴いてみると、とても深刻な内容とは思えません。(笑)これはやっぱり他愛のないやり取りだったんでしょうか。
ベートーヴェン自身がピアノを弾き、その周りの友人たちが輪唱している光景を想像すると、微笑ましいです。
>ベートーヴェンの曲って練習曲に聞こえるのは私だけ?
これって、弦楽四重奏曲の話ですかぁ?う~ん、みっちの感覚では、弦楽四重奏の場合、ハイドンやモーツァルトの頃と、ベートーヴェンのそれも後期のとでは、ずいぶん違うような気がします。
みっち的には、第13番変ロ長調作品130が大のお気に入りです。それもカヴァティーナの後の第6楽章は、改作されたシンプルなやつではなく、大フーガでいきたいです。
(音の数が多い)
ベートーヴェンの場合、後期の作品というとジャンルが限定されますね。ピアノ・コンチェルト4番、5番あたりは、中期の彼が(世俗的に)絶頂にあった頃の作品ですし。それで後期の弦楽四重奏やピアノ・ソナタに、たびたびスポットが当たります。後期の大曲では、ミサ・ソレムニスと交響曲9番くらいなので、伝記作家にとっては、なにかと書き易い人だと思います。(笑)