さらに追記があります。
追記があります。
そう、まぁ時代ですよね、音楽CDを買って、それをせっせとコンピュータに取り込むのも、面倒になってきたのです。
この間、ブログのお友だちの記事を見ていたら、ハイドンの弦楽四重奏曲の話が載っておりました。ハイドンのSQというと、みっちは、あまりまともな楽曲を持っていないのです。それで、このさい一つ買っとくかなぁ、とあちこち見ておりました。
Festeticsって、読み方が難しい、例のハンガリー語です。「フェステティチ」となっているところもあるし、「フェシュテティーチ」となっているのもあります。ハンガリー語の「s」は日本語の「シ」に近いはずなので、「フェシュテティーチ」の方がよさそうな気がします。あと、末尾の「cs」は「チ」ですね。英語読みだと、「フェステティクス」てな感じかもしれません、あーっ、ややこしいです。(汗)
e-onkyoを使うのは、初めてなんですけど、別に問題なく、すぐ購入できました。44.1kHz24ビットのFlacファイルです。非圧縮原理主義者の方は、WAVファイルも選べます。(笑)一括ダウンロードができるプログラムが提供されますので、今回のように200トラックもある楽曲を購入しても、200回マウスをクリックする必要はありません。(爆)
いやーっ、しかし、便利な世の中になりました。そして、値段の安いこと、安いこと、驚きです。
それでフェシュテティーチ弦楽四重奏団ですが、1993年から2006年までかけて、これだけの曲を録音しています。レーベルはArcanaというところ。これはミシェル・バーンスタインという、その道では有名だったらしいフランス人音楽プロデューサーの作ったレーベルです。ミシェルさんは、このハイドンのセットが2006年にできあがった直後に、心臓麻痺で亡くなったそうです。なんでも、録音セッションで、マイクロフォンをセッティングをしている最中に倒れたとのこと、壮烈な戦死という感じであります。
さて、話はともかく、聴いてみましょう。おっ、これはよい音がいたします。う〜ん、まだ全部聴ききっておりませんが、最初の印象はとてもよろしいです。というところが、e-onkyoからのダウンロード販売、初体験の報告でした。
付け加えますと、ブックレットの類いは何もありません、まったくすがすがしい位、何も付いておりません。(笑)ただ、楽曲のファイルが延々と230個ダウンロードされるだけであります。
というわけで、記事冒頭のジャケット画像も、しょうがないので某所より入手してまいりました。これって、ちょっと手抜きが過ぎるような...まぁ、そんなことでコストが上がっても困るのですが。
今日は以上です。
追記です。
ArcanaのWeb(今はouthere music)から立派なブックレットがダウンロードできます。英仏独伊4カ国語で全170ページ、録音データは場所、日時、エンジニアの名前等詳細に記載があって、László Somfaiさんの詳細な楽曲解説がついています。
メンバーと使用楽器は以下のとおり、ピリオド楽器です、ピッチは421Hzとのこと。第2Vnは女性ですね。
また、メンバーの配置はふつうとは異なり、左から第1Vn、ヴィオラ、チェロ、第2Vnとなります。
ISTVÁN KERTÉSZ violin Milanese School, 18th century
ERIKA PETŐFI violin Matthias Thier, Vienna 1770
PÉTER LIGETI viola Matthias Albanus, Bolzano 1651
REZSŐ PERTORINI violoncello Anonymous French, 17th century
これは資料として完璧ですね。いい仕事をしています。それにしてもe-onkyoは、こういうブックレットがあるよ、位はどこかに書いておいてもいいのではないでしょうか。
以上追記終わり
以下再追記です。
電網郊外散歩道さんから、大事な指摘をいただきましたので、追記します。(2019/07/23)
「e-onkyoのWindows版一括ダウンロードには200曲制限がある」
Windows用のダウンローダーを起動すると、画面上には、注文番号単位の「追加」ボタンと、アルバム単位の「追加」ボタンがあります。注文番号単位の「追加」ボタンを押すと、楽曲が200に達した時点で、
「ダウンロードタスクリストの上限に達したため追加を中断しました。
ダウンロードタスクリスト数が減ってから再度実行してください。」
という警告メッセージがでます。
ところがですね、アルバム単位の「追加」ボタンを押した場合は、200で止まりますが、何の表示も出ません。これはちょいと危ない仕様です。(汗)
これは思うに、注文単位だと何百曲も買う人がいるから対応したが、1アルバムで200曲以上あるのは、「想定外」だったのではないでしょうか。(笑)
ちなみに、Mac用のダウンローダーはそんな制限はなく、230曲すべてがタスクリストに入ります。Mac用に上限があるのかどうかは、したがって確かめられません。(笑)
また、ダウンローダーの画面を比較しますと、Windows版は、画面を拡げても、アルバム単位のリスト窓は大きさが小さいままで拡がらない、というちょいと今どきでない作りです。おそらく、プログラム作成時に使ったライブラリが古かったんでしょうね。
Mac用ダウンローダーは、さすがにそんなことはなく、画面を拡げれば、アルバム単位の窓もそれにつれて拡がります。
以上再追記おわり