流石に優雅の極み、旧小笠原伯爵邸をつぶさに見物いたしました、の巻。 |
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2018年 06月 25日
ここは東京の名建築探訪なんて記事には、かならず載っているところであります。 物見高いみっちとしましては、一度は見ておきたいということで、本日行ってまいりました。場所ですが、最寄り駅は地下鉄大江戸線の若松河田駅です。河田口から出ると、すぐ隣がもう小笠原伯爵邸です。 もとは、旧小倉藩主の小笠原長幹(ながよし)の屋敷なんです。施工は1927年(昭和2年)となっていますが、建物に残っている定礎銘板には「1926」の文字が見えますので、1926-1927の建築なんでしょう。 小笠原伯爵なんて知らないよという方も、礼儀作法の「小笠原流」てのは、聞いたことありますよね。小笠原流礼法を広く世間に広めた小笠原忠統(ただむね)は、長幹の三男です。 まあ、能書きはそれ位にして、建物を見ましょう。ほほぉ、スパニッシュ建築なんですね。 これがファサードですが、有名なブドウのつるの飾りのキャノピー(天蓋)が目に付きます。これは創建時のものと思います。う~ん、美しい。 室内の装飾も凝っております。本記事冒頭の画像は、これも創建時から残っているステンドグラス、小川三知(おがわさんち1867-1928)の作品です。渋いなぁ。 そして、小笠原邸の代名詞のような、シガールーム外観です。 あと、スパニッシュ建築には、どうしても必要なもの、中庭(パティオ)です。(笑) う~ん、ちょっと狭いけれど、雰囲気はでています。手前に見える階段を上がると、2階の屋上庭園につながります。往時は2階の庭園から富士山を眺めつつ、茶会などを行ったようですが、それはもう昔話となりました。(笑)なにせ、横浜のみっちの陋屋からでも、年末年始の頃以外は、富士山見えないですから。 はい、今日は写真主体で、こんなところでした。 この建物は、今は東京都の持ち物ですが、民間に貸し出されて、スペイン料理店となっています。結婚式もできます。定期的に公開日が設けられているようで、今日はたまたま空きがあったので、入れてもらいました。
by mitch_hagane
| 2018-06-25 21:34
| 1.写真(カメラ)
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