折角ですから、ロバート・ブローニングの「失われた指導者」(1845)The Lost Leaderを邦訳してみました、ウィリアム・ワーズワースの変節を真っ向から非難したものらしいです、の巻。 |
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2017年 02月 20日
はい、なんでいきなりロバート・ブローニングなんでぇ、という向きは前回記事をご覧ください。 失われた指導者(1845年)ロバート・ブローニング 「 たった一握りの銀のために、彼は我々を見捨てた たった一つのリボンを、上着に付けるために 幸運の女神が我々から奪った一つの恩恵を選んで 彼女が我々にゆだねた他の全ての恩恵を捨てたのだ 彼らは与えるべき金を持ちながら、彼には銀をあてがった 彼らはかくも多くを持ちながら、かくも僅かを施すのだ ああっ、いかに我らの銅が彼のために費やされたことか! ボロかもしれぬが、それは帝王の紫衣であり、彼の心は誇らしかったのだ 我らは彼をかくも愛し、付き従い、彼を称えた 彼の穏やかな澄み切った目とともにあった 彼の偉大な言葉を学び、彼の明晰なアクセントを捕らえた 彼を人生のいや死の規範とまでに思っていたのだ シェークスピアは我らの一人、ミルトンは我らの味方 バーンズ、シェリーは我らと共にあった-彼らは墓の中からも見守っているのだ! 彼一人が、前衛から自由な人々から去った 彼一人が、どん尻で奴隷たちの中に沈んだのだ 我らは高らかに行進する-もはや彼の姿はないが 歌が我らを鼓舞する-もはや彼の詩ではないが 偉業がなされるだろう-彼が静穏を自慢する間に なおも跪くのだ、我らが熱情を傾けた彼が 彼の名前を消せ、そして失われた魂を一つ記録しよう 今一つの望まれない仕事だ、未踏の一歩だ 今一つ悪魔の勝利が増え、天使の悲しみとなる 今一つの人類への悪行、神への冒涜だ 人生の夜が始まる、彼を我らに決して近づけてはならぬ そこには疑惑、躊躇い、苦痛があるばかりだ 我らの側に賞賛を強いる-黄昏の光明よ 喜ばしい確固とした朝は二度と来ないのだ! 戦いこそ最善、我らは彼に教えるのだ-雄々しき戦いを 我らのハートを狙うがよい、我らが彼のハートを支配するまでは そして彼に新しき知識を授け、我らを待たせるのだ 天国でその罪を許され、王座の前列で! 」 原文はWikipediaのとおりなんですが、一応ここにテキストをコピーしておきます。 The Lost Leader Just for a handful of silver he left us, Just for a ribbon to stick in his coat— Found the one gift of which fortune bereft us, Lost all the others she lets us devote; They, with the gold to give, doled him out silver, So much was theirs who so little allowed: How all our copper had gone for his service! Rags—were they purple, his heart had been proud! We that had loved him so, followed him, honoured him, Lived in his mild and magnificent eye, Learned his great language, caught his clear accents, Made him our pattern to live and to die! Shakespeare was of us, Milton was for us, Burns, Shelley, were with us,—they watch from their graves! He alone breaks from the van and the freemen, He alone sinks to the rear and the slaves! We shall march prospering,—not thro’ his presence; Songs may inspirit us,—not from his lyre; Deeds will be done,—while he boasts his quiescence, Still bidding crouch whom the rest bade aspire: Blot out his name, then, record one lost soul more, One task more declined, one more footpath untrod, One more devils’-triumph and sorrow for angels, One wrong more to man, one more insult to God! Life’s night begins: let him never come back to us! There would be doubt, hesitation, and pain, Forced praise on our part—the glimmer of twilight, Never glad confident morning again! Best fight on well, for we taught him—strike gallantly, Menace our heart ere we master his own; Then let him receive the new knowledge and wait us, Pardoned in heaven, the first by the throne!
by mitch_hagane
| 2017-02-20 14:09
| 5.本
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