まあ、とにかくステレオのセッティングはできた、の巻。 |
それにしても一般的なオーディオマニアとは一味違ったパソコンエンジニアらしいラインアップですね。私が知っているのはスピーカーとチューナーくらいです(^^ゞ
はぁ、そうです、なにせ変わった奴なので。(笑)
まあ最初の発想としては、アナログのレコードはもう聴かないので、フォノ・イコライザーは必要ない、そうなるとプリ・アンプ自体がいらないなぁ、と思ったわけ。
そうはいっても、コントロールは必要なので、じゃあミキサーを入れるか、という感じです。(適当だ-笑)
ネットを検索しても、似たようなことをしている人は見つからず、こんなんで、ちゃんと音出るのか、使いこなせるのか、と少し悩みました。(笑)
実に合理的ですね。
僕はといえば、不要な物に囲まれていてムダだらけです。
2台のコンピューターを制御用にもひとつコンピュータを構えるという発想がスゴイです。
アキュフェーズのFMチューナーが一番でっかいんですね。
おもしろいです。
実用上は手のひらにすっぽり入るFM搭載のPCMレコーダー単体で事は足りたりします。
しかしあえて単体のでっかいチューナーを構えるのがいいんですよね。
音というより、その機材を使っている喜びを感じるのがアキュフェーズだと思います。
パネルに光るロゴがたまりません。
いつかは欲しいです。
気になるのがふたつ転がっているまごの手スイッチ。
これはナニを制御しているのでしょうね。
横にチラリのドライキャピかな、乾燥器もそそられます。
CD要らない、レコード要らない。この割り切りがたまりません。
世の中にはかすれた音をハイレゾで残そうと頑張っている人もいると思います。
あはは、ただ無精なだけです。(笑)リスニング・ポジションから「すべて」の制御ができるというのが理想です。このシステムなら、それが可能です。
>ふたつ転がっているまごの手スイッチ...
これはAtollのアンプとFostexのサブウーファーのオンオフに使っています。この2つの機器は背面に電源スイッチがあるんですよ。
Fireface UFXというデジタル・ミキサーを使っているのが、他と違うと思います。もの凄く多機能なのですが、取り扱いは難解です。(汗)みっちは、そもそも「ミキサー」というものを触ったことがなかったので、専門用語から習う必要がありました。その上、「ミキサーをミキサーとして使う」のではなく、「プリ・アンプ代わりにミキサーを使う」のですから。(笑)
ミキサーをプリアンプ代わりというのも誠に合理的だと思います。
ミキサーは合わせたり調節したりということですので、
不要な色付けも最小ではないでしょうか。
元が業務用でしょうからたしかに使いこなしには幾分の知識なりが必要でしょうね。
まごの手スイッチ。
実は僕も持っていますが、スイッチの感触がとてもよいです。
コンピュータをコンピュータで制御。
おもしろいですね。
コンピュータの苦手な妹がプルーレイレコーダーに録りまくりの番組整理に追われていて、
チャプター騒動しています。
3チューナーのデッキがよくフル稼働しています。
こんな調子なので1週間くらいでほぼ満タン。
この手に強い弟にあれこれ頼んでいましたが、
ついに「自分でしな。」となったようで、
こないだ編集会?をしていました。
このやりとりがなかなかのものでした。
妹は基本的な概要がまったく飲めていないので
説明から難儀しているようでした。
かなり親身にやってましたが、ついにブチ切れてきて、
ついに放り出されたようです。
CMカットをしてからディスクに残したいようです。
ところがチャプターマークの意味が全く、どうしようもなく
理解できないようです。
しかしこれが理解できないとカットはムリ。
今使っているデッキは初期設定では自動チャプター。
解除などもできるのですが、同時録画だと自動打ち込み
は解除できないため、
どーしてもチャプターを理解してくれないとダメなんです。
しまいには「出来んもん!」と投げやり。
おいおい…でございまます。
なんどかかろうじてやっていましたが、
要るのを消去が続出でプチきれていました。
CMは10年くらいするとおもしろいんだからそのままでいいじゃんと言おうも、「いやだ。」だそうで。
僕は妹への説明はとうの昔に投げています。
人間は相手(間違っていても予測などして。)に合わせますが、コンピュータは原則指令どおりに動きます。
これが使えるか否かの別れ目だと思います。
コンピューターはあくまで指令どおりに動いていますので。
ただアンプつないでスピーカー鳴らせば良いんだろー、てな感じなんでしょう。まあ、そうなんですけど。(笑)
このため、ネット上に「ミキサーをプリ・アンプ代わりに使う」という情報が少ないのだと思います。
みっちはTVというものを、ほとんど見ないので、よく知らないのですが、番組中のCMカットは技術的に難しいこととは思えません。
ただ、こういう所はあんまり便利にしない、というのが業界のお約束なんでしょうね。誰もCMを見なくなったりして。(笑)
「編集」ということでは、昔2トラックのオープン・リールのデッキで編集したことを思い出しました。これは文字どおりテープをカッターで切って、スコッチ・テープを貼ってつなぐのです。これだと手際の善し悪しは別として、やっていることの意味が分かんない、ってことはなかったですねぇ。
コンピュータに馴染めない人は、キーボードに抵抗のある人が多いように思います。「タブ」とか「シフト」「バックスペース」なんてところから、ピンとこないようです。昔の機械式タイプライターをいじったことのある人には、お馴染みのことなんですが。
私もI-tunesは使います。オーディオに繋げていて音質もそこそこ。読書しながらの鑑賞には便利です。
けれども問題が一つ。パソコンからの音源はなかなか本気で聞けません。どうも私にとっては「ディスクを入れる」動作と「聴く体勢」が強く結びついているんですね。ジャケットやブックレットなど、音源に関わる「接触物」の存在も意外に大きいのです。近年はアナログレコードへの回帰傾向も強くなってきました。やれやれ。
たしかに、かまえて「音を聴く」という行為には、一定の「儀式」が欲しくなりますね。
LPレコード全盛の時には、30cm角の美麗なジャケットを眺めて、内容の音を想像し、内袋からレコードを取り出すと、海外盤は海外盤らしい手触りと「匂い」がして、音を聴く前からそれだけで愉しめるほどでした。
みっちの場合、そうした感動はもう過去のものになってしまいましたが、「もの」の魅力というのは、対象が変わっても、やはり確実に存在します。たとえばパソコンでも、デザインとしての「志が低い」ものは、使う気がいたしません。