でFMエアチェックを実に45年ぶり(ほぼ半世紀ぶりだ-汗)位で復活し、ほぼ2ヶ月にわたって、NHKFMのクラシック番組を録音してみました。
今日はその一応の総括です。
はい、分かったこと。
1.【手間いらず】機材の進歩により、エアチェック作業自体は、恐ろしく簡単になりました(後に詳述)
2.【聴き流し】一度聴いたら、もう十分という感じの演奏が多いです
3.【十分満足な音質】音はとても良いと思います
4.【希少価値のある演奏はごく少ない】この2ヶ月の間では、希少価値のある演奏(もちろん、みっちにとってです)は残念ながらありませんでした
【結論Bottomline】
主な用途は高級BGM(汗)ということになりそうです。
何を不遜な、とお怒りかもしれませんが、こうして録り貯めたエアチェック記録を果たして数年後に取り出して聴くだろうか、と考えると、自ずとそういう結論になります。
まあ、手間は大したことがないので、年末まではこの状態を続けようと思っております。
【付録】
Audio Hijack(Rogue Amoeba社の有料ソフトです)を使ったFMエアーチェックの実際と、その後のライブラリ管理のやり方について
みっちの場合、NHKFMのクラシック放送のエアーチェックしかしません。で、作業は3段階に分かれます。
1.番組表の作成
2.留守録音の設定
3.録音したファイルのプロパティ設定とiTunesへの登録
1.これは簡単。まずはWeb上のNHK番組表のページに行きます。みっちは「クラシック・オペラ」ジャンルを選び、「一日すべてを表示」にしています。
こんな具合になります。クラシック・オペラが赤で囲まれて、見つけやすくなります。
次にエアーチェック対象の番組を選びます。まあ、たいてい午後7時から9時かいわいでしょう。良さそうな番組があれば、クリックして詳細を表示させ、番組内容をコピーして、エディターに貼ります。
さらに、エディタを使って余分なスペースを一括削除します。
そして番組内容に載っている番組の日付をそのままファイル名にして保存します。例えば、『2015年11月5日(木) 午後7:30~午後9:10(100分).txt』という具合です。この時『:』はファイル名に使えない文字なので、Windowsではエラーになってしまいます。あらかじめ消すか、他の文字に置き換えておく必要があります。Macでは、勝手に『:』を『-』に置き換えて保存してくれるので、手間いらずです。
2.Audio Hijackの留守録機能を使って、スケジュールを登録します。
だいたいクラシックのFM放送はパターンがあり、例えば「ベストオブクラシック」なら19:30~21:10と決まっています。それで、毎週の繰り返しを選んでおき、その週の録音したい番組をやっている曜日だけ、選択します。これなら、毎週同じデータを使って、曜日だけ選択し直すだけですので、簡単だし間違いがありません。
もちろん単発の番組は、その日一回だけの留守録を登録します。
留守録の終わったスケジュールは、日付だけ変えればまた使える可能性があるので、とっておきます。
3.Audio Hijackで録音したデータは、『Recordings』タブを開くと一覧でき、そのプロパティが編集できます。
このプロパティはiTunesのプロパティと同じです。
このプロパティを埋める時に、1.で作成した番組表テキストファイルが役に立ちます。
こうして、プロパティを設定したファイルを、Finderで選択し、右クリックしてiTunesに登録とやれば、そっくりiTunesライブラリにデータがコピーされ、iTunesで演奏が始まります。もちろん入力したプロパティは引き継がれています。実に簡単です。
オプション:番組のナレーションを削除するとか、編集をしたいときはAudio Hijackの中からオーディオ・エディターFission(これもRogue Amoeba社の有料ソフトです)を呼んで編集できます。まったく手間いらずです。(愉)
記事冒頭画像は、例によって本文とは全く関係なく(笑)、近所の小植物園でのスナップです。いつの間にか、もう秋であります。(汗)