さぁ何でもかんでもグリモーさんのアルバムが良いかというと、そうでもないのが難しいところ、の巻。 |
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2018年 07月 15日
はい、まずはチェロのヤン・フォーグラーとのデュオ、シューマン:幻想小曲集Op.73です。 ジャケットは記事冒頭の画像ですが、ご覧のとおり、標題は「詩人の恋」となっております。 収録内容は以下のとおり。 シューマン: 幻想小曲集Op.73 歌曲集「詩人の恋」Op.48 (チェロ用編曲版) アンダンテと変奏曲 変ロ長調Op.46 (オリジナル室内楽版) このうち、幻想小曲集と「詩人の恋」で、グリモーさんがピアノを担当しています。 (最後の曲は、モーリッツブルク祝祭アンサンブル) さぁ、それで聴いてみる。う~ん、どうもそれが今ひとつなんです。みっちは小編成の室内楽(デュオとかトリオとか)が好きなんですが、そこで一番の聴き所は、演奏者の間に漲る緊張感です。微温的な演奏は好みません、少し編成の大きな室内楽では、やはりこの緊張感が薄れてしまいます。 こういう観点からすると、フォーグラー/グリモーのコンビは最適とは云えません。美しくは響くが、そこにテンションが感じられないのです。 これはSony Classical盤です。 Op.73と48の録音2011年12月、場所はベルリンのNalepastraßeとなっているのですが、これはFunkhaus Nalepastraßeのことでしょうね。もともとは東独の放送局の拠点として作られたもののようです。中にはオーディトリウムやスタジオがあります。トーンマイスターは、Op.73+48がAndreas Neubronner(Tritonus Musikproduktion)、Sonyの人ではないようですね。 グリモーさんのシューマン:幻想小曲集Op.73はもう一つあります。チェリストにソル・ガベッタを迎えての、この盤です。 う~ん、美女2人を揃えて、ビジュアル的には文句ないのですが...演奏は、フォーグラー盤よりも緊張感がないなぁ。(嘆) 収録内容は以下です。 シューマン:幻想小曲集 作品73 ブラームス:チェロ・ソナタ 第1番 ホ短調 作品38 ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調 ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調 作品40 ソル・ガベッタ(チェロ) エレーヌ・グリモー(ピアノ) 録音時期:2012年5月22-25日 録音場所:ドイツ エッセン、フィルハーモニー これはDGG盤です。 それじゃあ、いったいシューマン:幻想小曲集Op.73で、どんな演奏を良しとするのかね。 これです。 これを聴いてからでは、グリモー/ガベッタ盤など、とても最後まで聴きとおせないのです。(毒)
by mitch_hagane
| 2018-07-15 10:26
| 3.音楽
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