5.0chサラウンドを試してみて、その結論は、の巻。 |
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2018年 02月 09日
はい、5.0chのサラウンド・ステレオを初めて試してみて、一番印象的だったのは映画です。(笑)それは「センター・スピーカーのおかげでセリフがとても聴き取りやすくなるから」です。この効果は誰にとっても歴然なので、一度体験すると、もう2chには戻りたくありません。特に、深夜の視聴でボリュームを絞っている時に有効なんです。 ただ、そうなる理由は、前回も書きましたように、「センター・スピーカーを置いたからセリフが明瞭に聞こえる」のではなく、「セリフが明瞭に聞こえるまで、センター・スピーカーのレベルだけを大幅にアップしている」からなんです。 センターからセリフが明瞭に聴こえるようなミキシングをしている、ってことですね。 記事冒頭の画像は、映画中(この場合はスターウォーズの「フォースの覚醒」最後の方、C3POがR2D2に語りかける静かなシーンです)のレベル・メーター表示ですけど、左から3つめのセンター・スピーカーchだけが、持ち上がっているのが分かります。 (左の2つAN1と2がフロント・スピーカー左右、AN3がセンター・スピーカーで、AN4がサブウーファー、AN5と6がリア・サイド、AN7と8がリア・スピーカーの7.1chです、静かなシーンなのでサブウーファーは鳴っていません) さて、そうであるならですね、わざわざセンター・スピーカーなど設置しなくても、センター・スピーカーchを、左右のフロント・スピーカーにダウン・ミックスすればよいではないか、という考えが浮かびます。 早速試してみました。 手順: Fireface UFXのミキサー画面上のSoftware Playbackで、Main出力(フロントLRスピーカー)を選んだ後、センター・スピーカーchの入っているchの「パン」がL100となっている(モノーラルだから)のを0とし、フェーダーを0.0dBにセットします。 ここで、マトリックス・ビューに切り替えてみると、センター・スピーカー出力が、Main出力に-3.0dB宛左右に振り分けられているはずです。0.0dBにセットしたのに、-3.0dBとなるのは、「仕様」です。(TotalMix Fxの取説を参照) これでOK、さっそく聴いてみます。 ああっ、センター・スピーカーは鳴っていませんが、セリフは明瞭に聴こえます。なんか、これで充分な感じがいたします。(笑) そもそも、ピュア・オーディオから、5.1chのサラウンド・ステレオに変えるのは、色々と障害が多いです。 ①センタ・スピーカーの置き場がない、仮にあったとしても、フロント左右のスピーカーに見合うセンター・スピーカーを1本だけ買うのは、抵抗がある。 ②2ch再生の時はピュア・オーディオの音質そのままで聴きたいので、よくあるAVレシーバー(AVアンプ)などを導入したくない そうなると、Fireface UFXを使っているなら、リア・スピーカー2台とパワーアンプだけ追加して、センターchはダウン・ミックス、サブウーファーchは省略(クラシック音楽ではほとんど不要だし、そもそも音が入っていない盤も多い)とすると、とても導入の障壁が低くなると思います。 (なお、Fireface UFXに限らずFirefaceの他機種でもよいし、あるいは他メーカーの同等オーディオ・インターフェースでも多分同じでしょう)
by mitch_hagane
| 2018-02-09 11:31
| 3.音楽
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