アリーナ・イブラギモヴァ(Vn)とセドリック・ティベルギアン(P)の「シューベルトの夕べ」に行ってきました、の巻。 |
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2017年 10月 17日
さて、今夜は前から愉しみにしていた、イブラギモヴァのヴァイオリン・ソナタを聴きに行きました。 会場は銀座四丁目の王子ホールです。ここは席数315、こじんまりして、良いホールです。 ただ、新橋で電車を降りて、とことこ銀座に向かう途中、これがベートーヴェンかモーツァルトの演奏会だったらなぁ、とか思っておりました。何と云っても、シューベルトのヴァイオリン・ソナタって、マイナーであります。 この二人のシューベルトはCDが発売されていて、みっちの過去記事もあります。 だが、そんな思いは、全くの杞憂でありました。 イブラギモヴァのヴァイオリンの最初の一音が響いたとたんに、耳を疑いました。思わず居住まいを正すほど、それほどに圧倒的な音楽でありました。 はい、それがシューベルト晩年の、幻想曲D934であれば、分かります。そうではなく、初期の習作のような作品Vnソナタ イ短調D385で、そうなのです。認識が変わります。 ちょっと、話が前後いたしました。 本日のプログラムはこのようなものでありました。 ヴァイオリン・ソナタ イ短調 D385 ヴァイオリン・ソナタ イ長調 D574「グランド・デュオ」 <休憩> ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 D384 幻想曲 ハ長調 D934 アンコールは「グランド・デュオ」の第3楽章 過去記事にも書きましたが、イブラギモヴァのVnの音、少し他の人と違います。低音域の表情が豊かなのです。これは何故なのでしょうか。 彼女のVnは、Anselmo Bellosioアンセルモ・ベローシィオの1775年製とのことですが、ストラディヴァリウスとは明らかに違うと感じます。 この辺りは、オーディオ的にも興味津々のところです。 やや落ち着いて、会場内の様子を見渡してみます。なんだか、オペラとは客層が違うような。いや、自分も含めて、爺婆が主体なのは変わらないのですが(笑)、ちょっと雰囲気が違うのです。 オペラの時に比べると、何だか思い詰めたような表情の人が多いなぁ。(爆) 室内楽を聴く人って、こんな具合なんでしょうか。まあ、それはともかくとして、今夜のコンサート、休憩も含めて2時間ほど、本当にあっという間でありました。 オペラもいいですが、室内楽のコンサート、愉しいです。もっと色々聴いてみたいなぁ、と欲が出てまいります。困ったなぁ。(汗) これが王子ホールの正面です。流石は王子製紙、いいところに本社ビルを持っております。(なお、王子ホールは来年1月から10月まで、設備更新のため休館とのこと)
by mitch_hagane
| 2017-10-17 23:59
| 3.音楽
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