ヤーコプスのモーツァルト・オペラ「イドメネオ」にメーキングDVDが付いていた、これに音声認識を使ってみるの巻 |
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2017年 04月 15日
はい、ルネ・ヤーコプスの「イドメネオ」なんですが、おまけにメーキング状況を収録したDVDが一枚付いてきました。 これです。 再生してみると、英語版、フランス語版、ドイツ語版が選べます。 それじゃあってんで、英語版を選んでみるとですね、これは英語字幕が出るのではないのです。(汗) つまり、英語圏の人向け用なので、登場する人が「英語以外の言語を話すときに英語字幕が出る」仕様なんです。英語を話しているときは、字幕は出ません。参りますね、これは。 極東の蛮人が英語字幕を頼りに視聴するとは、夢にも思っていないようなのです。(笑) ここでふと思いついたのは、最近Youtubeの動画を見ていると、「字幕の自動生成」のボタンが付いているのがありますね。 これって、音声認識でリアルタイムに動画中の会話を字幕に落としているのです。試してみると、完璧ではないものの、結構上手く聞き取っているので、役に立ちます。 ここで使われているのは「Google音声認識」のようです。 そういえば、ブラウザから使える「Google Docs」にもツールとして音声入力があったなぁと思い出して、これを試してみることにしました。 「Google Docs」は「Tools」メニューに「Voice Typing」があり、これを選ぶとマイクロホンのアイコンが現れます。言語(English)を選び、このマイクロホンをクリックすると、音声認識が始まります。 ただですね、ここで一工夫が必要です。DVDからでる音声(みっちはCorel WinDVDで再生しています)を、「Google Docs」に入れてやらねばなりません。そのままではできないので、「Virtual Audio Cables」というソフトをダウンロードして、使います。VB-Audio Softwareというところの無料ソフトです。 ここからダウンロードできます。 インストールすると、「コントロールパネル」の「オーディオ・デバイスの管理」の「再生」と「録音」タブに、それぞれ新しく「CABLE Input」と「CABLE Output」が現れます。これをそれぞれ選択すると、DVDからでる音声を、「Google Docs」に入れることができます。ただし、スピーカーからは音が出なくなってしまいます。ちょいと不便ですが、テストですから、とりあえずこれでやってみましょう。 イドメネオDVDの冒頭部分をテキストに落としてみました。冒頭部分は、4~5人の人が一言ずつてんでに喋るので、音声認識には厳しい条件ですねぇ。 こうなりました。(全く無修正です) 『 Who is a typical piece of 80 of Clan solder the Age of Enlightenment the voice of reason saying that love should be worth more than promise Made In Fear And Superstition I think it's mostly human drama is all about feelings it's all about communication that's not the fairy tale like love story of princess and is more smarter than his approach is about the father was supposed to kill his son we found his character about the woman who had just killed her mother and then we start thinking about the same charger 』 ???なんじゃい、これは、というところですが、いや、実はこうなんです。 みっちが聞き取った結果を以下に示します。 『 Idomeneo is a typical piece of die Aufklärung so the Age of Enlightenment. The voice of reason saying that love should be worth more than promise made In fear and superstition. I think it's mostly human drama, is all about feelings. It's all about communication. That's not the fairy tale like love story of princess and prince. It's more actual. In this approach it is about the father was supposed to kill his son. We found his character about the woman who had just killed her mother and then we start thinking about the things. 』 最初の行が特に問題なんですが、これ、ヤーコプスが語っているんですけど、ドイツ語交じりなんですよ。これはどうしようもないです。(笑)あと、Idomeneoは固有名詞なので、これは聞き取れていないですね。 でも、あとはそこそこ聞き取っているので、役には立ちます。 みっちの参考訳です。 『 イドメネオは"die Aufklärung" すなわち「啓蒙時代」の典型的な作品です。 良識の声なんです、愛は恐怖と迷信のなかでなされた約束よりも価値があると言っているのです。 私は、これが人間のドラマ、すべては感情にもとづき、またコミュニケーションにもとづくものだと思います。 これはおとぎ話ではないのです、王女と王子のラブ・ストーリーのようなね。もっと現実的なものなのです。 この展開において、自分の息子を殺そうとする父親を描きます。私たちは、彼の性格に母親を殺した女性のようなものを見いだし、いろいろと考えさせられるのです。 』 本日はこれまでです。
by mitch_hagane
| 2017-04-15 10:50
| 3.音楽
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