バイロイトはすでに我が憧れにあらず、バイロイト音楽祭2015「トリスタンとイゾルデ」の演出は、一体あれはなんであろうか、の巻。 |
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2015年 10月 26日
はい、10月25日の深夜、というか日付的には26日なんですが、NHKプレミアムシアターで、2015年8月7日収録の「トリスタンとイゾルデ」の放映がありました。 NHKがこうした放映をしてくれるのは、大歓迎なんですが。 まずは、キャストその他を。 <出 演> トリスタン(マルケ王のおい): スティーヴン・グールド イゾルデ(アイルランドの王女): エヴェリン・ヘルリツィウス 国王マルケ: ゲオルク・ツェッペンフェルト クルヴェナール(トリスタンの従者): イアン・パターソン メロート(マルケ王の臣): ライムント・ノルテ ブランゲーネ(イゾルデの侍女): クリスタ・マイア 牧童/若い水夫: タンセル・アクゼイベク かじとり: カイ・シュティーファーマン <合 唱>バイロイト祝祭合唱団 <合唱指揮>エバハルト・フリードリヒ <管弦楽>バイロイト祝祭管弦楽団 <指 揮>クリスティアン・ティーレマン <美 術>フランク・フィリップ・シュレスマン、マティアス・リッパート <衣 装>トーマス・カイザー <照 明>ラインハルト・トラウプ <演 出>カタリーナ・ワーグナー で結論は、本項表題のとおりであります。カタリーナ・ワーグナーの演出、まあとにかく褒める所がありません。(怒) 以上おしまい。(笑) ティーレマンさんは、相変わらずで、まずまずなんじゃないでしょうか。 赤いポロシャツ姿で頑張っていました。楽団員も皆カジュアルな格好なんですね。バイロイトのピットは、観客から見えませんからねぇ。 ティーレマンさん、この姿で舞台挨拶はどうするのかと思っていたら、やはりそこはそこ正装に着替えて登場されました。そりゃそうだよね。(笑) イゾルデ役のエヴェリン・ヘルリツィウスさん、昨年秋の新国立劇場「パルジファル」のクンドリー役を聴いて以来なんですが、まあ正直絶好調ではなかったような感じがいたしました。 「パルジファル」の時も3回聴いて、納得いったのは1回だけだったのは、前に書きましたが、う~ん今回は特にインプレッシブではなかったです。 彼女はイゾルデよりも、まだクンドリーの方が向いていますね。何にせよ、バイロイトの歴史を彩った名歌手達の系譜を念頭に置きますと、エヴェリンにはそこまでのカリスマはないです。 なにはともあれ、カタリーナ・ワーグナーの演出した「トリスタンとイゾルデ」は今年2015年から始まりました。過去の例からすると、今後5~6年は同じ演出で上演されるでしょう。 断言しますが、あと5~6年はバイロイトへ、少なくとも「トリスタンとイゾルデ」に関しては、見に行く価値はありません。 画像はバイロイト2015年「トリスタンとイゾルデ」から第1幕。 左はブランゲーネ役のクリスタ・マイア、右はイゾルデ役のエヴェリンです。 クリスタさんは、なかなか良かったと思います。
by mitch_hagane
| 2015-10-26 17:22
| 3.音楽
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